つぶやき-ささやき-うそぶく
2010/08/04 (Wed)02:15
って疲れるよね(´ー`)
先生も忙しいんだろうから、宿題なんて出さなければ良いのにね←
今はライブに向けて鋭意練習中です…
でも今はやりたいこといっぱいで 意外と幸せかも^^
わんこと戯れたい…
幻水はセーブルまで行きましたー
半分ちょい…くらいかな? 仲間集めしてると話が進まぬ!
そしてリヒャルトが強い件 あとロイやばいよロイ可愛い
はやく幻水6出ないかなぁ…TKからどのくらい経ったっけ?
FE好きな友達にFE語りしてもらったんですが
幻水と色々似てる!
絶対楽しいと思います。でも、SRPG苦手なんだぜ。
アコギ弾くのもたのしーい
FF8のFHのBGMがすごく好きです。なんかすごい落ち着く。
ポップンやりたい。
久々にいっぱい書いた!…かな?
小ネタ格納します
ヘタとか幻水
先生も忙しいんだろうから、宿題なんて出さなければ良いのにね←
今はライブに向けて鋭意練習中です…
でも今はやりたいこといっぱいで 意外と幸せかも^^
わんこと戯れたい…
幻水はセーブルまで行きましたー
半分ちょい…くらいかな? 仲間集めしてると話が進まぬ!
そしてリヒャルトが強い件 あとロイやばいよロイ可愛い
はやく幻水6出ないかなぁ…TKからどのくらい経ったっけ?
FE好きな友達にFE語りしてもらったんですが
幻水と色々似てる!
絶対楽しいと思います。でも、SRPG苦手なんだぜ。
アコギ弾くのもたのしーい
FF8のFHのBGMがすごく好きです。なんかすごい落ち着く。
ポップンやりたい。
久々にいっぱい書いた!…かな?
小ネタ格納します
ヘタとか幻水
買い物に出たら、雨に降られた。
外に出てそれはもう驚愕だ。さっきまで景気よく光を送ってきた太陽はどこへ消えたのか、空が突然低くなったかのように分厚い雲が空を埋め尽くしている。
外出の目的物であるトマトやパスタの入った紙袋を抱えて、ロマーノはしばしだるそうに空を見上げていた。
雨粒は人々に遠慮するようにゆっくりと落ちている。まだ歩けるレベルではあるが、しかしこの雲、この先も雨脚が弱いままだと誰が思うだろうか。
「…」
ロマーノはようやく視線を戻すと、さっき出たばかりの店の軒先で思案した。
買い物に来たのだ、金がないわけがない。傘を買うことはもちろん出来る。
だがこういうような事態で買った安物傘が、家に溜まってしまっている。そもそもここから家まではそう遠くないのだ。
根本的に面倒くさがりなロマーノは、意外と止むかも知れないし、と自分で納得して、徐に歩き始めた。
雨の日は不思議な雰囲気がある。湿気で動くことを憚るのか、人も動物も活動を鈍らせる。
植物さえも静かに動きを止めるような、そんな気がする。まるで人気のない廃墟に潜り込んだような、静寂と妙な緊張感があるのだ、雨の日には。
ロマーノは周りを見渡した。人々は雨を嫌って屋内にひっこんでしまったのだろうか、一人の姿も見あたらない。
(俺たちの国は雨が少ないからな)
でも雨の日は嫌いじゃない、とロマーノは軽く口元をゆるませた。
ロマーノ本人も人に言えたことではないが、彼の周囲はスペインや弟のヴェネチアーノを始め、騒がしく個性の強い人ばかりが集まっている。
だから非日常的な、どこか現実離れした雨の日に惹かれるのだ。雨は人の活気を奪うが、忙しない世の中に静寂という休暇を与えてくれる。
雨音が耳に響くようになってきて、ロマーノは足をはやめ、やがて走り始めた。雨は嫌いじゃなくとも、雨によって風邪を引くのはごめんなのだ。
腕の中のトマトが窮屈そうに袋の中で揺れる。
容赦なく飛ばしてくる車を注意して避けながら、ロマーノは家へと向かう小路に入った。
「ぅわぁっ」
「っ!?」
と、雨に濡れた金髪が目の前に飛び出してきた。小さく悲鳴を上げたその金髪と、激しくぶつかる。
「…いってぇ、誰だよ、」
「痛っつ…あ、お前、ロマーノ」
聞き覚えのある声に勢いよく顔を上げると、やはりそこには見知った―イギリスの顔があった。
「眉毛野郎か…」
「なんだよその言いぐさは!」
怒った風のイギリスにロマーノは眼を細める。そして間もなく、彼が居る、という違和感に気づいた。
「なんでここにいるんだよ。俺んちなんだけど」
湿気の多さに嫌気がさしてイギリスがこちらに来ることは良くある。だが、イタリアはイタリアでも南まで来ることは、滅多にないのだ。
ロマーノの尤もとも言える質問に、しかしイギリスは不可解といった表情を浮かべた。
「は?…あ、お前居なかったのか」
「何」
「いや、今日はアレだ、イタリア主催のサミット」
「ああ…」
そういえば弟がそんなことを言って出かけたような。
統一してからというもの、極力外交を避けてきたロマーノにとってそれはどうでもいい事象だった。だから朝それを聞いたときも、記憶に残る前に抜けてしまったのだ。
それならイギリスが居るのも納得である、だが。
(それってつまり)
「ぷっは!イギリスそんなところで何座ってるんだい!?実は君ってマゾってやつだったのか!」
「おや、ロマーノくんもいるじゃないですか。お風邪をひきますよ」
「あっにいちゃーん!俺今日頑張ったよ!あ、傘入るー?」
ぞろぞろと現れる"騒がしい国たち"に、ロマーノはげんなり、と分かりやすく表情を歪めた。
おそらく誰の傘にも入れてもらえなかったのであろうイギリスは、なにやら叫びながらアメリカに蹴りを入れている。それをはやしたてる一行によって、雨の静寂はどこかへと消えた。
(…せっかくの雨の日が台無しだ)
小ネタっていうほど短くなかった件
偶然、ルクレティアに少し休んでくださいと言われたのが満月の日だった。
休むと言われても王子には、寝るぐらいしかすることがない。しかし身体の健康を回復させるだけが"休む"ということではないだろう、ということで王子は気分転換に城内を散策していた。
いつもはゆっくり話が聞けない仲間達に会いに行くのは、単に楽しいのもあるが有意義でもあった。
彼らは、王家の威圧感と軍主の多忙さを纏う王子に物申すのを避けているようなのだ。
確かに多くの人が集まるこの軍で、一人一人の意見を聞いている時間はない。彼らの気遣いは間違いなく正しい。だが、時には上層以外の人の言葉に耳を傾けるのは、民を引っ張って行くに当たって非常に大切なことでもある。
王子はすれ違う人々に笑顔で挨拶しながら、大道芸人ふたりの部屋へと足を運んでいた。
いつもなら言葉を交わすことさえ出来ない人物と、満月である今日は話せるのだ。
目的の部屋の前に着いて、王子は軽くドアをノックした。はいどうぞ、と聞き慣れない少年の声が響く。
ドアを開けると、ベッドに腰掛けて山吹の髪の少年―エルンストがこちらを見ていた。
彼エルンストは、昔紋章の呪いを受けてヒョウの姿に変えられてしまった薄幸な少年だ。ヒョウの間は人間の言葉を話したりは出来ない。満月の夜だけは呪いが解けるので、彼とゆっくり言葉を交わせるのだ。
「やあ」
王子は人の良い笑顔で片手を上げて挨拶した。エルンストも、整った顔で笑う。
「こんにちは。久しぶりに話せますね」
まるで自分の不幸など忘れたように純粋に笑う少年に、王子は少し心を痛めながら横を見た。
そういえば、今日はいつも一緒にいる少女の姿が見あたらない。
「あれ、ノーマは?」
「ああ、今日はルクレティアさんに呼ばれているんですよ。美少女攻撃の打ち合わせがなんとかって」
「びしょうじょ…」
ルクレティアらしい遊び心を含むネーミングに、王子は思わずクスリと笑みをこぼした。
「そう、じゃあ、期待しなきゃね」
「そうですね」
エルンストは困ったように笑った。
「…エルンストは、ゼアラント出身だっけ」
王子が記憶を手繰りながら言うと、エルンストは少し嬉しそうにした。
「そうですよ、よくご存じですね」
「うん、君の過去はオボロさんに調べてもらったんだ。なにか呪いをとくためのヒントが無いかなって思って…」
「ありがとうございます」
「いや、勝手に調べてごめんね」
王子の謝罪に、エルンストはとんでもない、といった風に首を振る。
「ノーマはどう考えてるのか分からないですけど、僕は殿下に身を預けてるんです。それに、呪われたっていうこと以外、特にこれといった過去もないし」
「…そう」
「はい。…で、ゼアラントが何か」
「あ、いや何かあるって訳でもないんだけどね。ゼアラントっていうと傭兵旅団ってイメージがあるから…エルンストは傭兵じゃないんだよね?」
「傭兵だったら、大道芸人なんて出来ませんよ」
エルンストは楽しそうに笑った。
「でも、呪われてなかったら今頃傭兵旅団にいたのかもしれません。ノーマが居るから分からないですけど」
「うん、僕はエルンストは傭兵向いてないと思うけどね」
「かもしれませんね」
二人で軽く笑うと、暫く沈黙が降りた。水がたゆたう音が耳に響く。
「ゼアラントってことは、さ」
「なんですか?」
遠慮しがちに口を開いた王子にエルンストは首をかしげた。
「旅団の話だけど…リヒャルトとも同郷ってことだよね」
「…はい、そうですね。彼はゼアラントを故郷と思ってないようですけど」
「そしたら…」
また沈黙が降りた。先ほどよりも重く、二人の間を囲む。
暫くして、口を開かない王子の言葉の先も汲み取って、エルンストは口を開いた。
「知ってましたよ、彼が虐待に遭っていたこと。彼の父親は旅団でも有名な腕の良い剣士でしたし、リヒャルト、いつも傷だらけだったから」
「……」
「僕の家の傍にすんでるお姉さんが、よくリヒャルトに食事を持ってってあげてました。
走り込みさせられてるときに街に出てくるので少ししゃべったこともありますが、いつも『こんなに話してたら僕お父さんに怒られちゃうよ。じゃあね』って言ってすぐ切り上げられちゃうんです」
「そっか…」
王子はにへらと笑う飄々とした剣王を頭に浮かべた。昔は笑わなかったらしい彼は、ミューラーさん、という存在に依存することで多少前向きになったのだろう。
だが、その笑顔はそう、サギリの浮かべる物と似ている。どこか歪で、空虚な表情だ。
これで仮初めの支えである「ミューラーさん」を失ったら、彼は立ち直れるだろうか。
王子はため息をついた。
「でも、」
「え?」
突然口を開いたエルンストに、王子は気の抜けた返事をした。
「…でも僕は、リヒャルトは大丈夫だと思います」
エルンストは王子の方こそ向いていなかったが、どこか確信めいた祈りをもってエルンストはそう言ったのだろうと王子にも伝わった。
「…そうだね」
遠く、狼の鳴き声のようなものが響いた。ふと窓に目をやって、今日は満月がいつもより大きく見えるな、と王子は少し思った。
見ると、同じようにエルンストも外を眺めていた。月の光が水面に揺らめいて、何とも言えず不安定で、美しい。
「こういうものに感動できるようになったら、良いんだけどね」
「…ええ」
ゆらゆらと儚げに揺れるその光に、リヒャルトは似ている。王子はゆっくりと目を閉じた。
小ネタっていうほdry
同郷だよね…?同年代だし、実は一緒に遊んだりしたのかなっていう。
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